近年よく耳にする「QOL」という言葉をご存じでしょうか?
もともとは医療の現場や介護施設で使われていた言葉ですが、現在ではさまざまな場面で使われるようになりました。
世代を問わず人生に欠かせないQOLですが、その中でも高齢者にとってQOLの向上・維持は特に重要です。
この記事では、QOLを上げるために必要なことをご紹介します。
▼QOLとは
「Quality Of Life」を略した言葉で「生活の質」を意味します。
日常生活において「幸福感」「充実感」「満足感」を得ることが、QOLの向上に必要不可欠です。
▼QOLを上げるためには
■体と心の質を高める
体を動かすことは、身体的機能の維持や精神的負担の軽減に役立ちます。
適度な運動は体の代謝を良くするだけでなく、生活習慣病や筋力低下の予防にもなるでしょう。
散歩やストレッチ・リハビリテーションなど、楽しんで取り組むことが大切です。
■生活の質を高める
快適な生活を送るために、良質な睡眠と正しい食事は欠かせません。
良質な睡眠は疲労回復や睡眠不足を解消し、生活習慣病のリスクを減らします。
またバランスの取れた食事は、健康の維持だけでなく「美味しい」「嬉しい」など精神的な面からも大切です。
家族や気の置けない友人との食事なら、体も心も満たされる食事ができるでしょう。
▼まとめ
QOLを上げるためには、幸福感・充実感・満足感の得られる生活を送ることが大切です。
介護の現場において、QOLの向上は重要な指標とされています。
しかし、幸福感や充実感といった価値観は一人ひとり違うため、自分にとって何が良いのか優先順位を決めて取り組むと良いでしょう。
当施設では、利用者の皆さんに寄り添いながら「自分らしく過ごす」を大切にサポートしています。
気になることやご相談は、お気軽にお問い合わせください。
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