コラム

言語聴覚療法の目的

言語聴覚療法はリハビリの一種です。
しかし、何の目的でどのようなリハビリをするのかわからないという方も多いでしょう。
そこで今回は、言語聴覚療法の目的やリハビリの内容について解説します。
▼言語聴覚療法の目的
言語聴覚療法は、脳卒中などの疾患や頭部の外傷によってコミュニケーションに障害が生じた場合に、その機能を改善する目的で行うリハビリです。
リハビリを行う前に言語聴覚士によって検査を行い、一人ひとりに合ったリハビリを行うことで充実した生活が送れるようサポートします。
▼言語聴覚療法の内容
■言葉のリハビリ
失語症・運動障害性構音障害・高次脳機能障害などを発症すると、書く・読む・話す・聞くといった言葉に関する障害が生じます。
そのため、患者様の症状に合わせて以下のようなリハビリを行います。
・発語器官の運動訓練
・呼吸筋の訓練
・読解力の訓練
・音読の訓練
・文字を書く訓練
・数字や記号を記憶する訓練
■摂食・嚥下障害のリハビリ
摂食・嚥下障害が生じると、咀嚼や嚥下などが障害されて窒息や誤嚥性肺炎を引き起こす危険性があります。
そのため、患者様の症状に合わせて以下のようなリハビリを行います。
・舌や頬などの筋力強化
・食物を吐き出す訓練
・口腔ケア
・摂食時の姿勢調整
・嚥下訓練
▼まとめ
言語聴覚療法は、脳卒中などの疾患や頭部の外傷によってコミュニケーションに障害が生じた場合にその機能を改善する目的で行います。
主に言葉や摂食・嚥下障害に対するリハビリを行い、患者様が充実した生活が送れるようサポートしています。
当施設では、言語聴覚士による本格的なリハビリも行っています。
介護やリハビリに関するご質問やご相談は、電話またはメールから気軽にお問い合わせください。

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