コラム

言語聴覚療法を受けるまでの流れ

言語聴覚療法は、脳卒中などの疾患や頭部外傷によるコミュニケーション障害の改善を目的として行うリハビリです。
「言語聴覚療法を受けたいけど、どうすればいいのかわからない」という方もいるでしょう。
そこで今回は、言語聴覚療法を受けるまでの流れについて解説します。
▼言語聴覚療法を受けるまでの流れ
①言語聴覚士の面接
まずは言語聴覚士に相談し、問診を受けます。
症状が現れたときの状況・言葉の状態・日常生活での問題点などを聞かれるため、詳しく説明できるように事前にまとめておきましょう。
②検査
問診の内容をもとに、まずは高次脳機能・言語機能・発声発語器官などの簡易的な検査を行います。
そして次に、障害の程度や特徴を調べるために細かい検査を行います。
検査の内容は症状によって異なるため、言語聴覚士の指示に従いましょう。
③検査結果の説明
検査結果が出たら言語聴覚士から本人やその家族に対して結果を報告し、リハビリが必要な場合はその旨の説明を受けます。
どのようなリハビリを行っていくかは本人の希望に沿って言語聴覚士や医師で決定するため、リハビリの内容が決まるまで待ちましょう。
④訓練プログラムの作成
検査結果と本人の希望をもとに、言語聴覚士が訓練プログラムを作成します。
どのようなリハビリをどのくらいの期間を行うのか、どこまでいけばゴールなのかということを決め、本人やその家族に共有します。
⑤言語聴覚療法の開始
訓練プログラムの内容に同意した場合、言語聴覚療法の開始です。
リハビリの内容やペースは訓練プログラムに記載されているため、事前に確認しておきましょう。
▼まとめ
言語聴覚療法を受けるまでの流れは以下の通りです。
①言語聴覚士の面接
②検査
③検査結果の説明
④訓練プログラムの作成
⑤言語聴覚療法の開始
当施設では、言語聴覚士による本格的なリハビリも行っております。
施設見学やご質問等は、お電話またはメールから気軽にお問い合わせください。

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